アーユルヴェーダを受けました
友達の紹介で、阪急・武庫之荘駅にあるAARADHYA(アラッディヤ)さんでアーユルヴェーダを受けました。
とても良かったので、その話をしたいと思います。
ヨガをしている人にはアーユルヴェーダも取り入れられている方が少なからずいらっしゃいますが、私も数年前から、ひっそりとアーユルヴェーダへの興味を昂らせていました。
そのきっかけとなったのが、産後ダイエット。
当時の私は、ダイエットをするにあたって「なぜ人は太ったり痩せたりするのか」を知るべく、色々な食事法を調べては試していました。
しばらくはセオリー通りにPFCバランス(Pタンパク質・F脂質・C炭水化物)を計算しながら日々の食生活を送っていましたが、ある日Instagramでアーユルヴェーダについて発信されている方に出逢います。
その方の「パッケージには成分表示があるけれど、それをどれだけ吸収するかというのは、体質や体の状態によって全然異なる」というその時の私がまさに実感していた言葉と、しかしそれはほんの一端で、その言葉の背景の歴史と伝統に基づく膨大な生活の智慧をもつアーユルヴェーダの世界に、とてつもない衝撃を受けました。
それ以来、本やネットで調べてはできる範囲のことを生活に取り入れていく、という日々をひっそりと4年ほど続けてきました。
そして、冒頭の友人です。
ふとそのことを話すと、紹介したい人がいると誘ってくれ、今回はアヴィヤンガを受けました。
施術では気づきをたくさんいただけたのはもちろん、サロンオーナーRENAさんのお話がとても面白くて、術後の感想をすごーくざっくりまとめると、生活へのモチベーションが上がりました。
施術後に、体については(背骨の歪み、肋骨の開き、右足の張り、内蔵と足の冷え、頭に血の塊とコリなどなど、、)を指摘いただきました。
めちゃくちゃ多くてびっくりしたし少し落ち込みました(笑)が、自分の体にスタイルの良し悪しではない客観的な意見をもらう機会ってあまりないですし、言われてみればアサナの時にまさに課題を感じる箇所ばかり。
そしてドーシャバランスを整えるための具体的なアドバイスをいただいたのですが、併せてこれまでの独学での疑問にも一つずつ丁寧に答えてくださり、めちゃくちゃ学びが多かったです。
会話の中にもたくさん気づきがあったのですが、なかでも印象に残っているのが「呼吸が大事」と何度もおっしゃられていたことです。ヨガもしているし「私はやってるつもり」だったけれど、RENAさんと話していると「足りてないな」と自然に感じたのでより意識していきたいし、後回しにしがちなプラナヤマもしっかり練習していきたいです。
そのほか、生活に今後取り入れていこうと思ったことは3つ。
- 毎日しっかり発汗する。(基本の柔軟性を高める動きで発汗しづらい練習が多いので、練習内容を変える)
- 生活に香りを取り入れる
- 足と頭のマッサージを習慣にする
アヴィヤンガはマッサージではないけれど温かいオイルやベッドが心地よく、日本に1台しかないというスチームボックスはハーブの匂いに癒されました。
施術後とその翌日の肌を見ていると、普段はやっぱり乾燥してたんだなと思うなどしました。
次回はシロダーラを受けにいきたいし、教えてもらったことを意識して生活していきたいと思います。
自己紹介など
こんにちは。
ヨガについて発信できる場を持ちたいなと思い、ブログを始めることにしました。
初めての記事なので、まずは簡単なプロフィールから。
名前:ゆかこ
家族:夫と4歳娘
出身地:南大阪
好きな食べ物:白米と味噌汁
特技:断捨離
趣味:散歩と読書、あとはもちろんヨガ!
ヨガ歴:10年くらい
ここからは、私とヨガについて。
実はわたし、今年(2023年)に、10年勤めた会社を退職しました。
理由はいくつかあるのですが、「もっとヨガのある暮らしがしたい」というのもそのひとつ。
今日は自己紹介がてら、わたしのヨガの歩みについて書いてみようと思います。
お時間あるときにお読みいただけると、幸いです。
私がヨガに出会ったのは、遡ること10年、社会人1年目の秋でした。
何かリフレッシュできる趣味が欲しいなあと思い、以前から興味のあったヨガにチャレンジすることに。
当時の私は体が本当に硬くて、前屈では手がぎりぎり脛に届くかどうか、そもそも足を伸ばした状態で座ることすらできないほどでした。ヨガには柔軟性が必要なイメージがあるけれど、「こんなに体の硬い人がいきなり行って大丈夫だろうか」と緊張しながら体験レッスンを予約したことを覚えています。
そんな状態で受けた体験。
案の定、ポーズもできない、体は痛くてちっとも気持ち良くない。
でも、最後のシャヴァーサナが最高でした。
一瞬にしてスコンと眠ってしまい起き上がったら、他の何とも違う爽快感がありました。
結局「もうちょっとやってみたい」と、その日に前のめりに入会手続きをして帰りました。
その後も、引っ越しのたびにクラスを探しては通うことを続けているうちに、相変わらず体は硬いものの、ヨガの心地よさにますます惹かれ、次第にもっときちんと学んでみたいという気持ちが強くなっていきました。
そして転機は2016年、念願のRYT200を合宿で取得。
合宿では哲学、呼吸、アーサナ、解剖学などを学び、これまでのクラスが線になっていくような感覚でした。改めてヨガに触れ、”自分にはこれだ”という感覚を持ちました。
ですが資格取得後、すぐにヨガインストラクターとして活動を始める同期を横目に、私はその後も7年にわたって会社員を続けます。
仕事をしながらだったのでヨガに対する目標は低く「少なくともマットの上に毎日たつ」としていたものの、実際にはそれすらできないことも多く、次第に自分の大切にしたいことをしていないことへの罪悪感を感じるようになってしまいました。
そして2度目の転機となる、出産。
育休に入り、時間と心に余裕ができたことで、再びヨガに向き合う気持ちと体が戻ってきました。初めての育児にワタワタ・オロオロしながらも、だからこそヨガがより一層大切なものになっていきました。
たとえ1呼吸でも、マットの上で”今・ここ”に集中したあとはリラックスでき、また育児に戻れた気がします。
母になって何か変わったのか久しぶりの新鮮な感覚に驚いたのか、理由はわかりませんが出産以降、初めてヨガに出会ったころのようにマットの上に立つことを心待ちにするようになりました。
今は娘も4歳になりましたが、わたしは毎日ヨガをしており、娘は隣で同じポーズをマネするようになりました。
今でもヨガ歴を聞かれると少し困ってしまうのですが、このようにわたしのヨガは色々な時期を経て今に至ります。
なにはともあれ10年続けてきて、やっぱり改めてヨガはいいなと心から思います。
体はずいぶん柔らかくなったけれどまだまだ硬く、股関節の可動域と向き合う日々が続いていますが、そんなわたしのヨガを伝えていけたらなと思い、これから色々なことにチャレンジしていきたいと考えています。
お読みいただきありがとうございました。